日本バイオスティミュラント協議会行動規範


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地球温暖化や環境問題、生産・消費の変化など農業生産に関する様々な課題が持ち上がる中、持続可能な農業や新しい食料システムの確立が強く求められています。これらを解決する一つの方法として、植物のストレス制御という新たな技術を利用したバイオスティミュラント資材の利用に期待が寄せられています。
本協議会はバイオスティミュラントの概念の研究、新技術や知識の整理・蓄積、国内外の情報収集等に取り組み、そこで得られた知見に基づく様々な提案を発信し、より優れたバイオスティミュラントが多くの農業生産者に役立つように積極的に活動します。
私たちは、バイオスティミュラントに関わる企業・個人の社会的責任を自覚し、更なる信頼の構築を目指します。本協議会会員が公正かつ誠実な活動を行うことを宣言し、本「行動規範」を定めました。
 
 
行動規範
 
1.法令の遵守
私たちは、関係法令を遵守し、不正・虚偽報告や、倫理に照らし問題となる行為をしません。
  
2.運営の公正、透明化
私たちは、協議会運営における公正の確保と透明性の向上を図ります。
 
3.独占禁止法、不正競争防止法の遵守
私たちは、独占禁止法を遵守し、談合・カルテル等、不当な取引制限に関わる行為をしません。
私たちは、不正競争防止法を遵守し、企業秘密を不正な手段により取得・利用しません。
 
4.知的財産権の尊重
私たちは、知的財産権を尊重し、その権利を侵害しません。
 
5.個人情報の管理
私たちは、個人情報保護法を遵守し、入手した個人情報はあらかじめ明示した利用目的以外に利用しません。
 
6.反社会的勢力の排除
私たちは、反社会的勢力に関わりません。また、反社会的勢力や団体の活動を助長するような行為をしません。
 

令和3年9月  日本バイオスティミュラント協議会